今回は、子供の英語教育を行う際に注意してほしいポイントをあげてみます!
「ただ何となく英語教育をやってる…!」という方は、こんな事やってないか、チェックしてみてください♪
ちなみに私もやっちゃってたもの、ついやっちゃうものが多数あります(笑)
自分への戒めも兼ねてまとめます!!!
紹介する内容を実践したら、英語学習の効率がアップすること間違いなし!!
1.英語漬けの環境にしていませんか?
英語教育に熱心で真面目な方ほど、陥りやすいのではないかと思います!
(というか、だれでもスタートはのめり込んでやっちゃうのでは…?)
実は、私こそがそんなタイプ…!
「子供に英語が得意になってほしい!」と思う気持ちは痛いほど分かります!!
ですが、一日中英語のテレビ、英語のCD、親も英語で話しかけ、英語の幼稚園に入れる…
など、英語漬けの環境に子供を置いてしまうと、以下のような弊害が起こる危険性があることは知っておいた方が良いかもしれません。
- セミリンガル(ダブルリミテッド)の危険性
- 国語力の低下
セミリンガル(ダブルリミテッド)とは、日本語も英語も中途半端な状態で、どちらの言語も年相応の言語レベルに達していない状態のこと。
また、英語ばかりに時間を割いていると、国語力が低下する危険性があります。
子供達が将来社会に出た時には、ただ日本語を理解できることだけではなく、論理的思考や会話や読解力が必要ですよね!
英語ばかりに時間を割いていると、国語力を伸ばす時間の確保が難しくなります。
早期英語教育のメリットとデメリットについては、こちらの記事にまとめてみました!
長いので、お時間あるときにどうぞ♪
国語力の重要性については、こちらの記事にまとめました!
2.英語教育のゴールはどこ?その学習方法で達成できる?
突然ですが、あなたが子供に英語を教えたい理由は何ですか?
- 周りの子が英語をはじめていて焦るから?
- 自分が英語で苦労したので、子供には苦労させたくないから?
- 英語が小学校から教科化されるので、英語に親しんでほしいから?
- 身内に外国人がいて、会話をするため?
- 近い未来に海外移住が決まっているため?
- バイリンガルってかっこいいから?
理由は様々ですが、きっと「子供のために!」という点は共通しているのではないかと思います。
こんなに様々な理由があるんですから、英語をどこまでのレベルにするかという目標は違って当然ですよね!
日本の小学校ではなく、インターナショナルスクールに入れる予定だ!というお子様には、早い段階での英語教育が必要でしょうし、しかもそのレベルは英語での授業についていけるだけの内容でなければならないですよね。
子供が小学生になる頃には海外に移住する事が決まっていて、それまでにネイティブの子供と同じぐらい話せるようになっておく事が目標なら、週に一回の英語教育ではきっと足りないですよね…
とりあえず英語に楽しく親しんで欲しい!という方の場合は、英語のおもちゃで遊んだり、英語の歌を一緒に歌ったりするだけでも十分効果はありますよね!
こんな風に、どの時期にどんな内容の教育を与えるかは、英語教育のゴールがどこかによって変わってくると思いませんか?
何歳までにどのレベルを目指していくかという事を考えて、英語学習をどのように進めていくか考えてみる事をお勧めしたいです!
3.年齢に合った教育方法を!英語かけ流しの効果があるのは5歳ぐらいまで!
「子供の英語教育のために、CDやDVDの掛け流しを頑張っている!」という方は多いのではないかと思います。
でも、実は掛け流しの効果があるのは5歳ぐらいまでというのはご存知ですか?
脳の発達には段階があって、その中でも聴覚は3歳までが1番伸びる時期!
それから後もゆるやかに成長してはいきますが、臨界期(発達過程において、その時期を過ぎるとある行動の学習が成立しなくなる、限界の時期)というものが存在するんです。
それが大体5歳ぐらいと言われています。
確かに、私たちがどんなに毎日英語のCDを聴いても、ネイティブ並みのリスニングはなかなか身につきません…
6歳ぐらいから英語を始めるのは決して遅くありませんが、そこから始めるなら、ただCDを掛け流しても効果はあまり得られないという事実…!
何歳から英語を始めるにしても、年齢に合わせた教育を提供してあげたいですね!
4.英語を日本語で教えない
りんごはApple!
という教え方は、私達親世代が受けてきた中学時代の英語教育です。
これによって起こる弊害は
- 英語を英語として考えられず、日本語に訳して考えてしまう
- 何を言っているんだろう?と自分で考えなくなる(推測の力は大事!)
という点です。
これが悪い訳ではありません。
ただ、子供をバイリンガルにしたい!英語を英語で考えられるようになってほしい!
と思っている方は注意したいところ。
子供に「ねー何て言ってるか分からない!教えて!」と言われても、出来れば
「何て言ってるんだろうね?」
「ニコニコしてるから、何か嬉しい!みたいなこと言ってるんじゃない?」
など、自分で想像して考えるように促せる受け応えがベストです!
5.日本語と英語がごちゃ混ぜにならないように注意!
ルー語という言葉を聞いた事がありませんか?例えば、
Meはリンゴをeatしたいのよ〜!
のような、英語と日本語をごちゃ混ぜにした話し方の事です。
ルー大柴さんはお笑いのネタとしてやっているのですが、まだ日本語も英語も確立していない子供がこのような言葉を話してしまうのは避けたいところ。
その為にはどうしたら良いのか?
“日本語を使う時は日本語だけで話し、英語を使う時は英語だけで話す”
これだけでOKです!
教材選びも、できればオールイングリッシュの教材を選ぶのがおススメです♪
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6.継続が命。継続のためには親も子も楽しめるのが重要!
人間、始めは何事も情熱で続けられます。
しかし、英語教育はかなり長い年月続けなくては効果が得られません!
何年も同じ情熱を持ち続けるのは本当に大変…
モチベーション維持の対策は必要ですね!
継続する工夫は色々ありますが、一例として…
- 目標を明確にする!(短期目標と長期目標を作る)
- 英語育児の仲間を作る
- 親も子供も楽しい教材・方法を選ぶ
- チェックシートを作る
- 英語を使う(発表する)場を作る
ちなみに、私の経験談なのですが、英語のDVDは始めは子供一人でも見てくれますが、慣れてくると一人では見てくれなくなります( ;∀;)
ところが、親と一緒だと喜んで見てくれるんですよね~。
「親も見ていて面白い教材である」というのは意外と重要です!!
やり方や教材選びは、親にとっても子供にとっても楽しめる方法を選んで欲しいと思います♪
ちなみに私も最近Twitterを始めてみたのですが、「おうち英語やってるのは私一人じゃない!」と思えて、モチベーション維持に役立っています!
実はSNS苦手意識あったんですが、やってみると「世界はとてもやさしい人であふれている」ということが分かりました(笑)
同じように「SNS苦手だけど、モチベーション維持のためにTwitterはじめようかな…」と思った方がいらっしゃれば、ぜひお友達になってください♪
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英語教育において注意したいことをまとめます!
- 英語漬けにしすぎない
- 目的に合わせた学習方法を選ぶ
- 年齢に合わせた学習方法を選ぶ(CDかけ流しの効果があるのは5歳ぐらいまで!)
- 英語を日本語で教えない
- 英語と日本語をごちゃ混ぜにしない
- 継続のためにも、親も子も楽しいと思える方法・教材を選ぶ
いかがでしたか?
本当に私も気を抜くとやってしまうものが多数…
でも今からでも変えられます!
これからの長い英語教育生活、以上の点に注意しつつ、お互い頑張りましょう~!